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ロックの仕組みで結束バンドは外れない

結束バンドは物をしっかりと固定することができる留め具です。

ケーブルをどこかに固定したり、複数本を束ねること使われますが、物と物を括り付けたり、輪っか状にして物を吊り下げることにも利用されます。ところでケーブルを設置する場合、例えばパソコンのLANケーブルや太陽光発電用のケーブルなどは一度設置すると外すことは滅多にありません。そのため留め具は容易に外れない性質を持っていることが望ましいです。ところが屋内ならまだしも屋外では風や雨、それに昼と夜の温度差といった影響を繰り返し受けます。

特に風については気をつけなければならず、もし台風が直撃した場合、屋外のケーブルにはかなりの負荷が繰り返しかかることが予想されます。そのためしっかり固定しなければなりません。ですが、そのような大きな負荷がかかってもロックの仕組みが備わっているため、結束バンドは外れることはありません。結束バンドは丸めて穴に通すだけで括ることができます。穴の中に突起があり、通す部分に細かい凹凸が沢山あります。通す際、穴の中で両者は当たるようになってます。

括る時も外す時も当たりますが、当たり方は異なります。前者の場合、当たっても突起が凹凸を乗り越えるようになっているため、引っかかることはありません。後者の場合、凹凸間にある僅かな凹みに突起がはまるようになっているため、引っかかります。これがロックのかかる仕組みです。抜く時だけロックがかかるので、一度括ると抜けることがありません。仮にかなり大きな負荷がかかり、凹凸の一つが壊れてしまっても、細かい凹凸は沢山あるため一気に抜けることはほとんどありません。このような仕組みが備わっているため結束バンドは容易には外れないようになってます。

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