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塩化カルシウムによりケーブルが劣化する

塩化カルシウムはケーブルにダメージを与えるといわれているのですが、普段生活の中で使うケーブルは塩化カルシウムなどが存在する場所で使うことがないので全く問題はありません。

しかし、雪国などでは融雪剤で塩化カルシウムが使われているので地中に埋まっている送電線などのケーブルへの影響があるのではないか、このように考える人も多いのではないでしょうか。そもそも融雪剤は雪を溶かすために使われる薬品で、凝固点を-50度前後まで引き下げることができるなどの特徴を持ちます。凝固点は雪が固まるときの温度で、融雪剤を撒けば固まるまでの温度が通常よりもかなり引く温度に達するため太陽の光や熱により短時間で溶かせるメリットがあるわけです。

そのため、豪雪地帯でも一度に多くの雪を溶かせるなどからも生活に欠かすことができない存在になっており、最近では屋根の上に使えるものも登場しているといいます。雪国の中でも豪雪地帯ともなると、屋根の上に降り積もった雪を取り除く作業は1日1回から2回などが必要になる、雪下ろしは若い人でも重労働ですし、雪国は年配の人が多く住んでいるので作業自体も体を酷使してやらなければならないなど都会に住んでいる人にはわからない苦労も多数あります。

融雪剤を使えば雪下ろしの作業が楽になるわけですが、太陽光発電を導入している場合は注意が必要です。その理由はケーブルは塩化カルシウムにより劣化する可能性があるためです。

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