様々なものを束ねることが出来る結束バンドは、大変便利なアイテムなので多くの方に愛用されています。
ホームセンターや100円ショップなどで手軽に入手することができ、適度な柔軟性や強度をもつこの結束バンドですが、その材料に何が使われているかについてご存知の方は少ないのではないでしょうか。結束バンドは、ナイロン樹脂と言われる材料で出来ています。ナイロンは合成樹脂の種類で、開発された当初は合成繊維として衣類などに多く活用されました。
合成繊維に関してはウインドブレーカーや合羽のほか、スキーウェアなど冬用のスポーツ衣類にも使われています。その他にギターの弦や女性用ストッキングなどにも使われ、私たちの生活の中で三塚な存在となっています。そんな合成樹脂で出来ているため、強度についてはあまり過信してはいけない部分があります。結束バンドで重すぎるものをぶら下げるような形で固定したり、温度が非常に高い場所などで使うのは避けた方が良いでしょう。
また温度差によって強度が落ちることも考えられるので、寒冷地での多用なども推奨されていません。大変便利なアイテムである結束バンドですが、ナイロン樹脂で出来ているという事実を踏まえ適切な使用方法を心がけるようにしましょう。室内や気温の変化が少ないところ、また長期的に活用するような場合を避けて利用すれば、このアイテムは生活の利便性をぐっと向上させてくれることが期待できます。
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