ネットワークを構築するには、ルーターなどの通信機器やlanケーブルなどを用意して、適切に設置していきます。
lanケーブルの選び方でも、帯域幅や伝送速度が変わってきますので、導入するネット回線やルータに合った物を選ぶ事が大切です。lanケーブルの性能は、商品名にBASEやカテゴリーに数値が記載されていますので、これを参考にして判断する事が出来るでしょう。BASEは、帯域幅を示しており、最近では10Gbpsまで対応出来るようになってきました。10Gbps対応の物は、10GBASE-T、あるいは10GbEと表示します。
10GBASE-Tの帯域幅は10Gbps、転送速度は1.25GB/sとなっていて、従来の最高グレードであった1000BASE-Tの10倍の帯域幅、100倍の転送速度を誇っています。ネット回線は固定タイプの場合、光回線が主流になっていますが、この光回線も新しい高速化技術を次々と導入してきた事で、1Gbpsの通信速度は当たり前に出せるようになりました。
その為、屋内で高速なネット回線の性能を活用しようと考えた場合、ネットワークもその環境に対応させなければいけません。高速なlanケーブルを導入する事で、ネットワーク全体の性能を上げる事ができ、ネットワークに接続している端末は高速化の恩恵を受ける事が出来るでしょう。快適なネットワーク環境は、遅延に悩まされる事が無くなりますので作業がスムーズに進められます。
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