配線ダクトを屋内向けで利用する場合、本体とカバー付きで中身が見えないようなタイプを使うことが一般的です。
素材別では樹脂製と金属製に分かれますが、屋内向けで使う際には何らかの強い圧力が加わってしまう可能性は低いので、樹脂製を選ぶことは推奨できます。樹脂製の配線ダクトは軽量素材で作られているものが多く、様々な規格のものから購入できるので取り回しの良さは抜群です。軽量故に取付けをする際にも取付方法の選択肢が増えることもメリットです。背面に強力両面テープで固定する方法や、石膏ボードや木材用のネジでも簡単に固定できます。
注意点はあり、長く同じ場所で使い続けることを希望している場合は、品質はできるだけ優れているものを選ばないと、変色を起こしてしまう可能性があります。特に白色の配線ダクトは汚れが付きやすく日焼けによる黄ばみや、喫煙による黄ばみなどが付着してしまい、低品質のタイプでは拭き掃除をしても綺麗な状態に戻せない場合もあります。
ネット通販サイトでも配線ダクトの屋内向け商品は多数のラインナップで販売をしているので、レビューを確認しながら高品質のものを選ぶと安心です。配線ダクトの途中でコードを逃がす設計にしたい方は、スリットが入っているタイプであれば問題なく思い通りの設備に整えられますが、軽量素材で樹脂製のタイプでスリット付きが無いという場合は、任意の場所に穴開け加工を施すことで機能面も良好にできます。穴開け加工は電動ドライバーがあれば簡単ですが、木工用のキリとヤスリ棒を駆使して穴を作り出す方法は安く施工することに最適です。
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